「システム設計の謎を解く」社内読書会#2
こんにちは、たごまさゆきです。
「システム設計の謎を解く」読書会の第2回です。
第2回の様子
まずは第1回のふりかえりから入り、つづいて1.3節「よい」設計とはなにか?を読みました。
この節では筆者が考えるよい設計のポイントについて述べられています。
前回残ったモヤモヤは、今回でスッキリするでしょうか。
読書後の議論では以下の意見が出ました。
- 案件で曖昧な用語の確認のために用語集っているよね。
- 設計書を完全に作ることは難しい。それを踏まえて案件をどう進めるか。
- 設計=設計書作成になってしまう事がよくある。
- 設計書をいつ、誰の為につくるのかがよく考えないといけない。
- 納品のためだけにドキュメントを作るのは、作業のモチベーションが保たない。
- 普段の設計で運用について考えているか。
- そもそも「考えていない」というときもある。
- (本書でも書かれている通り)設計書作ることよりも、まずは考えることが大事ということを確認した。
- 本書の通りでないにしても、設計のやり方や評価の基準が必要。
また、弊社ではよく画面から作ることも多いですが、それは何でなんだっけ?という議論がありました。
ひとつは画面(フロントエンド)でできること(機能)が増えてきてなかなか合意が難しいことが多いので、早めに画面の合意を取り付けておきたいという考えがあります。
ただ、画面の確認を目的につくったモックアップが一人歩きしてしまったり、それらを考え無しにそのまま本実装に投入しシステム全体としていびつな構造になってしまったりするのはまずいやり方ですね。せっかく作ったものですが、何のために作ったのか、それをどう使うかはよく考える必要がありそうです。
次回
第3回は7/5(金)に実施します。 次回は、1.4節と第2章の2.4節まで進める予定です。